家族と家族の活動の支援

 こどもが病気や怪我をしたとき、家族には相当な心理的・物理的な負担が生じます。経済的な問題があることもあります。社会的な支援のネットワークを紹介したり、病気やこれからの生活など、療養のさまざまな段階で生じる家族の疑問を解決したり、悩みを聞くなどといった、家族への支援があることは、直接的に家族の大きな助けになるだけでなく、間接的に患児本人たちの気持ちや生活にとっても大きな意義があります。

 地域連携室が置かれていて、ソーシャルワーカーがさまざまなサポート情報を提示したり、必要に応じてカウンセリングスタッフを紹介するなどの取り組みも行われています。こちらのこども病院には、「家族支援室」があり、病気や福祉制度に関する本や資料が整理され置かれています。インターネットの端末もあり、調べごとをすることもできます。

【参考文献】難病のこども支援全国ネットワーク発行

 家族とこどもが一緒に、また快適に過ごせるようにというサポートも複数の団体で行われています。例えばマクドナルド・ハウスのような、入院するこどもとその家族のための宿泊施設などが挙げられます。小児がんのこどもたちとその家族が、「自分の家にいるように」過ごせる施設もつくられています。

【参考文献】NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス, 参照2013.03.27

【参考文献】NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス:「チャイルド・ケモ・ハウスについて」, 『チャイルド・ケモ・ハウス』, 参照2013.03.27

【参考文献】公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン, 参照2013.03.27

 自分のこどもが退院したあとも、さまざまなかたちで病棟や病気のこどもや家族のサポートをされたいと希望されるご家族もおられ、webを介した情報提供や分かち合いなどの心の支援や、話し相手・遊び相手などのボランティア活動などをされていることもあります。必要とされるご家族がいらっしゃったときに、こうしたネットワークにアクセスできる環境、例えばweb環境やお話の小部屋などがあることは、支援の一端となるかもしれません。

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