気分転換ができる

 入院生活を送るこどもとその付添家族にとっては、病棟と病棟の外のほんの少しのエリアが24時間の生活場所になります。狭い、変化のない環境に置かれることは、どのような人にとってもストレスになります。

 気分転換ができる場所があることで、ストレスを上手に発散しながら、長い期間を過ごしていくことができます。スタッフにとっても同様に、気分転換できる場所があることは勤務時間内の適度な緊張や心理的な余裕を保つことにつながります。

 写真の場所は,ふたつの病棟の間にある付添家族の休憩スペースです。病棟の外に出て,外を眺めたり座っていられるスペースがあることで,付添家族の気分転換の場所になっています。この場所では他の付添家族との会話や情報共有もでき,治療に立ち向かうこどもと一緒にがんばる気持ちを持続できる支えにもなっています。

(富山大学附属病院)

 この写真も,病棟から出てすぐの場所にあるロビースペースです。病棟には患児のきょうだいが入れないことが多いため,この場所は家族との面会場所にもなっています。ぐずってしまったこどもを病棟から連れ出して,あやしている家族がいました。病棟の外に出て行けて,滞在できる場所があることで,自分(たち)のペースで過ごせる場所を見つけやすくなり,閉塞感を和らげます。

他に,遊べる環境や[拡がりのある空間の経験]なども気分転換の場になります。

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