「自分で」を支える

 こどもの「自分で、自分で」の主張は、自分も一個の人間として尊重されたいという思いや、好奇心の現れと言われます。そうした「自分で」という思いを引き出し、守ることで、こどもの自主性や自立と自律を支えることができます。自分でできる、という思いは自信や自己肯定感につながり、情緒の安定ももたらします。

 それぞれのこどもが使う椅子の座面と足裏までの長さ(下腿高)を椅子に合わせるために浴室用のクッションマットを切ってボードをつくり、その枚数で高さを自由に調整できるように用意しています。こどもが自分で姿勢良く、かつ楽に座ることができます。また、テーブルと身体の関係を適切にする(椅子に座ったときに肘がテーブルの上にくると上手に食べられる)ために、椅子の座面と背もたれにマットをカバーに入れてあてています。

 もともと座面と足置き台の高さを自由に調整できる家具を入れるケースもあります。この写真は北欧の保育所の例で、「家庭らしさ」を大切にすると、家庭にあるのはこどもサイズのテーブルではなく大人サイズのテーブルで、こどもが家具などで適切な配慮をしてもらって大人と同じテーブルに着くことが自然だから、という理由で、このような大人サイズのテーブルと、それに合わせてこどもが座れる椅子を選択しています。

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