身近な手洗い場

 [排泄の自立]にも関連しますが、手洗い場が身近にあることは、こどもや家族が手洗いをしやすく、また手洗いをしようという気持ちになりやすいため、衛生面での良い効果や、衛生観念の発達が期待できます。看護スタッフにとっても、看護動線の短縮化につながります。手洗いに加えて、消毒用アルコールも、病室やプレイルーム等諸室の入り口や各病床まわりに設置します。

 食事の場所に連続して、手洗いが設けられています。このような設えによって、食事の場所としての機能が強化されます([集団活動の機会])。

 こどもと保育者が手を洗う可能性のある場所や動線上に、手洗いを分散配置することが利用しやすさや意識付けのしやすさのポイントになります。

 上の保育室の写真では、排泄の空間に隣接して手洗い場を設けてあり、トイレ後の手洗いが習慣として体得されやすい環境となっています。病棟トイレでもこどもの身体寸法に応じた手洗いを、排泄の場に連続して設けます。

 プレイルームの内部に手洗い場や水場を設けることもありますが、家庭的な落ち着いた雰囲気や活発な雰囲気、などそれぞれの保育室のイメージに合わせた、インテリアとしての配慮がなされた手洗い場であることが望ましいでしょう。

 病棟などの場合、一般的に幅広い年齢層のこどもたちが使うため、手洗いは高さの異なるものを複数用意するとよいでしょう。

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