グループ規模の柔軟性

 こどもたちや付添家族は、特に病棟の生活に慣れていない時期には、一般に小規模での活動を好みます。その後、交流関係がひろがっていくなかで、複数のグループが一緒に活動する場面も増えてきます([交流の拡がりを誘う空間])。また、病棟のこどもたちの多くが一緒に楽しめるイベントが行われることも多いでしょう。

 このような観点から、グループの規模には多様性があると言えます。多様なグループ規模での活動に対応できる環境づくりが、それぞれの規模での活動や滞在の居心地、使い勝手を良くします。

 といっても、たまにしかない、最も大きな規模の活動に対応するために、部屋全体になにも置かれていないプレイルームなどは、日常的な使い勝手や居心地には欠けることが多いようです。

(富山大学附属病院)

 このプレイルームでは、小さく分割された場が設けられていますが、イベント時などにはテーブルを動かすなどして対応します。普段からみんながそれぞれに遊べる、個々に愛着を形成できる場所であるからこそ、イベントの際にもちょっと行ってみようかなという気持ちになります。

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