交流の拡がりを誘う空間

 交流の拡がりは、育ち合い([育ち合いの仕組み])や仲間づくり([仲間の共有])、付添家族どうしの関係づくりなどにもつながっていきます。特に異年齢のこどもたちの自然な交流が起こることは、こどもたちの世界を拡げます。低年齢児は、お兄さん・お姉さんの遊ぶ様子や活動に打ち込む様子を見て、興味関心を拡げて成長や挑戦への意欲をもつでしょう。年上のこどもと関わることを畏れず、楽しむ態度にもつながるでしょう。年長のこどもにとっては、自分たちよりも小さなこどもたちと一緒に居ることで自らの成長を誇るとともに役割意識をもって責任を果たしたり、規範となろうとする意識をもったりといった効果を期待できます。

(富山大学附属病院)

 遊びや滞在のための空間に、複数のスペース(場)が設けられていると、それぞれの場に異なるグループが滞在できます。このような自然な居合わせをきっかけとして、交流が拡がっていきます。

 また、会話や関わりのきっかけになるちょっとした小物や、外の景色など・・「共有できるものやことがら」が、交流の拡がりを誘います。例えば、プレイルームや廊下などに掲示物や装飾物があることなどは、こどもや保護者の生活や関係づくりのきっかけになっていきます。

 他に、こどもや保護者が一緒に食事をとる、複数のこどもや保護者が参加できるイベントなども交流の拡がりを促します([集団活動の機会])。

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